***03.may.2005
笑ってごらん。笑った表情の美しさを誰でも持ってる。女の子も男の子も、憂鬱を抱え辛酸をくぐりきれない大人も、永遠に誰かの子供だ、笑顔には子供が宿る。言葉にしないけど、おせっかいやかないけど、笑顔の君を応援してる。大丈夫、君きれいだ。
旅から帰って来てみると、久しぶりなことが多い。どうしてこんなに長い間ほったらかしにしていられたのか不思議に思うくらい。で、久しぶりにピアノを弾いてみた(といってもマザー・キーボードにしてた電子ピアノ)。素人が何年も弾いてないとすっかりたどたどしくなっちゃっていたけど何千回も弾いたリフは指が覚えていた。おもわず『ベティ・ブルー』の一場面を思い出す。ふたりでピアノを弾くところ。 邦題のサブタイトルは「愛と激動の日々」だけどそれ説明しすぎだろ。もとは「36.7°」、これ女性が妊娠しやすい体温の意味。映画を見ればこの数字の意味がわかる。男の人にはほんとのところはよく解らないかもしれない。ジャン・ジャック・ベネックス監督は男性だけど。この監督の「ディーバ」は22,3年も前に金沢のぱっとしない場所にあるがらんとした映画館で見たんだと思う。暗い部屋でシーソーのように揺れる青いオイルのオブジェを「王様のアイデア」に探しに行ったのがちょっぴり酸っぱい思い出だわね。
「IP5」はオールナイト映画(前夜時9時くらいから翌朝6時くらいまで6本くらいかかる)に行きまくってた頃に見た、地味だけれど忘れがたいロードムービーのような味わいの映画。
ふとすっかりインテリアの黒子になってるストラトにも触ってみようかと思う。こうして触れられるもので日常をかたち作っていくと、触れている時間には限界があるし、そんなにたくさんのものは持てないのだ、ということを受け入れざるを得ない。大事に道具を使うということとつながっているように思う。

...a day before.....*+*+*+*+*.....a day after...