***23.aug.2006
日々はまたたくまに過ぎてゆく。
忙しくてもこれをする時間はゆとりとして確保しよう、と決めていることがいくつかある。
けど気がつけば、希望的意思ははかなくも現実の強い抑圧に押し流され。それよりもこれを先に、さらにこれを先に、といろんなことが、我先に、と迫り来て、そんなもん知るか、と言えない自分もまたここにあり。結果、これだけは、と決めたことは私的なことであるほど後へ、後へと押しやられ、いつしか、忘れかけた希望の芽となる。
まだ多少は抵抗する気力が、時々、抑圧を押しのけて我を張るので、頼まれ仕事を後に保留して、このページを書きためていたりする。
つまり、今日がプチそんな日なのだ。
前回は8月5日にそんな日があって、1ヶ月くらいの記憶をさかのぼってまとめ書き。その日なにがあったか、ある事物の前後左右はどんなスケジュールだったか、思い出せず手帳を見ることもある。また、かねてより、若年性健忘症の気配があるのが近年ほんとうに真っ白に抜けている部分があるので、思い出すことのトレーニングである。
こういうつぎはぎをしてなんとか一年の日々のページが埋まって行くのだが、あまりに抑圧の時期が長くなってもう記憶を辿る気力も間に合わないこともしばしば。そういう時期はぽっかりページがとんでいたりする。
weblogっていうのをネットに公開している人がいて内容が面白い、と聞いたところからblogというメディアを考え始めたせいか、blogってネット上に公開する日記ですよ、なんていう優しい誘い文句にはいささか抵抗がある。だから、見てね、って言われても、人の「いわゆる大衆文化としての」blogは本来見るべきではないものを盗みみたような羞恥心や後ろめたさが先にたってなかなか見られない。う、うん、て一度はクリックするものの、書いてあることを過去にさかのぼって全部見るなんていう行為はかなり背徳な気がして落ち着かないのだ。
今日はたくさん文章書いたので、今日の分はこのくらいにして、今日考えたことは明日思い出して書こうと思う。
何が言いたいかというと、days/echoesはいわゆる↑blog日記じゃなくて、きわめてアーティフィシャルなプロジェクトとしてスタートしたんだ、ということ。
後は明日にしよう。

...a day before.....*+*+*+*+*....a day after.....