***03.apr.2006
今日から大学がはじまった、という感じ。一番見慣れた4年生の顔ぶれが消え、履修ガイダンスで順次3学年の皆や所属と関係なくよく訪ねてくる学生さんたちに会う。 なるほどね、冬のさまざまなイベントでいろいろあったんでしょうね、微妙に人間関係が変化しているのがわかる。 そうそう、学生である前にハタチそこそこの若者なんだからね。
またまた去年の授業が終わってからも一日も大学の仕事から離れられないまま、新学期に突入した。 卒制が終わった1月下旬から約2ヶ月、寒い季節ということもあるし、大学の中は閑散としてひっそりと春を迎える準備が進められている、と見えるけれど内部ではある意味戦いなのである。今年もいろいろ闘ったと思う、そのうち変化がみえてくるでしょ。

昨日、牧郷ラボに行ったけど時間がなくてできなかった土筆採りに未練があって、今日は普通の人の働く時間(五時)にそそくさと大学出て目をつけていた場所に行ってみたものの、雑草は生えているものの、奇妙なまでに一本の土筆もスギナもない。たんぽぽもない。ありがちなカラスノエンドウもほとんどなく、生まれたてのような小さい株がところどころにあった。そのかわり、見たことのない花をつけた草の株が所々に構えていて、赤い葉赤い茎の植物が土の傾斜地からアスファルトの道路まで、まるで地面の条件の違いをものともせずに風でぶわっと撒かれたままの場所から背を伸ばし始めていた。 一本の土筆の痕跡もない堤防って何なのだろう、と、少々気味悪く思った。工場の資材置き場になっている裏庭にはよく成長した桜が満開の花を咲かせてた。 工場の灰色の壁と黒っぽく暗い室内に桜色が違和感をもって重なってる。

...a day before.....*+*+*+*+*....a day after.....