***29.mar.2005
大江戸線水道橋と東西線九段下はすごく遠かった。駅の黄色い案内板と、現在位置が示されていない地上の地図版に翻弄された。
まあいい、そうしてゴッホ展を見に行った。近代美術館の企画展はすごく企画学芸員さんの色が濃いというか、デパート美術館などでやっている素直にツボを押さえた展覧会とはひと味もふた味も違う。ナットクなこともあるし、それはどうかなあということもある。とりわけ物故作家を扱い比較研究を試みる企画には、学芸員さんの研究成果が色濃くみえる。いい意味で問題提起のあるアグレッシヴな展覧会なのだ。それは、最近でいうと、イッテン展、淋派展、痕跡展、そして今回のゴッホ展でも感じた。
出口の関連グッズ売り場はデパート展と同じくすさまじい無関連ぶりなんだけど、よくこんなんで企画会議が通るもんだと関心するやらハズしたポップアートのようで微笑ましくもあり。でもね、こういう経済システムはそろそろやめる理性が必要なんですよ。

...a day before.....*+*+*+*+*.....a day after...