◎ご案内
「宇宙航空研究開発機構(JAXA)+東京スペースダンス」による研究発表会(フィジビリティ・スタディ)のご案内です。
ご関心の或る方はどうぞご参加ください。
参加費は無料です。

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『スペースダンス〜或る日、宇宙で』
〜身体表現(舞踊)の視点から考えた無重力空間での姿勢変化、及び生活様式のあり方の考察。

◎第5回
『国際宇宙ステーションにおける生活様式の変化@アートの役割、身体の覚醒』

●発表『宇宙環境でのクラシックバレエを考察する』里見悦郎
●対談『自己表現としてのリハビリテーション』里見悦郎+福原哲郎
●パネルディスカッション『個別対応の姿勢支援ツールを開発するために』
里見悦郎+福原哲郎+岡本修+喜多尾浩代
◇紹介事例1「歩行シュミレーションモデル」
◇紹介事例2「ハートウォーカー」
●全体討議
里見悦郎+福原哲郎+岡本修+喜多尾浩代+松本信二+光盛史郎

■研究会の趣旨:
はじめに、クラシックバレーダンサーの怪我のメカニズム、リハビリテーション研究の立場から、里見悦郎(武蔵野美術大学)が『宇宙環境でのクラシックバレエを考察する』と題し発表します。

次に、福原哲郎(舞踏家・東京スペースダンス)と共に自己表現としてのリハビリテーション』と題し、リハビリテーションにもアート(自己表現)の視点が必要になっていることについて対談します。

次に、『個別対応の姿勢支援ツールを開発するために』と題し、岡本修(多関節ロボット開発・JAXA)と喜多尾浩代(舞踊家・臨床検査医学・女子美術大学)が参加し、個別対応を可能にする姿勢支援ツールを開発するための諸条件を、介護ロボット開発の立場と「身体の覚醒」や「個人の自立」を重要視する立場の両面から考察します。
ここでは、姿勢支援ツール開発のための優れた先行事例と目される「歩行シュミレーションモデル」と「ハートウォーカー」についても紹介します。
最後に、松本信二(宇宙建築家・CSPジャパン社長)と光盛史郎(未来工学研究所)が参加し、以上のテーマにつき全体で討議し、本研究の代表研究者である福原のスペースダンスがリハビリテーションに対しどんな社会還元が出来るのか(どんな情報を与えられるのか)、里見が定義する「リハビリテーション」が福原構想のゴールの一つである「姿勢支援ツール」とどんな関わりを持つのかに注目した研究会とします。

■日時:1月18日(火)15:00〜17:30
■場所:JAXA東京事務所・プレスルーム
(東京駅、丸の内北口ビルディング2階)
■参加費:無料
■参加申し込み:JAXA宇宙環境利用センター、担当・金子陽一まで氏名・年齢・住所・電話番号・勤務先(学校)を明記の上、eメールでお申し込みください。
kaneko.yohichi@jaxa.jp
ご質問は金子まで、eメールまたは電話(029-868-3617)でお願いします。
■懇親会(会費制):18:00〜
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ここで紹介する「歩行シュミレーションモデル」と「ハートウォーカー」の映像は、志波直人(久留米大学リハビリテーションセンター)+田川善彦(九州工業大学)、および入江和隆
(ハートウォーカージャパン)の各氏より許可を得て借用しています。
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東京スペースダンスでは、JAXAその他後援により、2006年3月に東京・パリにおいて、その後世界数都市において、スペースダンス公演を核とする『未来身体ラボ2006』を開催します。
それにつき、今年4月より、ダンス・建築・デザイン・美術・映像・音・情報・科学技術・福祉・宇宙・文化政策・ジャーナリズムなどの分野から参加者を募集し、スペースダンス工房を毎週一回開催します。
ご関心のある方は是非ご参加ください。
■問合せ:福原哲郎(東京SD/イルディス工科大学客員教授、ミマール・シナン大学客員教授) jv4t-fkhr@asahi-net.or.jp
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