***30.jun.2005
6月も最後の一日になりました。
無知との遭遇/ムチムチとの遭遇/電子音楽の夢/けれど何ものにも勝る器楽の夢
どんどん音楽的になっていく、滑稽だ、微笑ましい、1977年に花開くまで潜行していた夢
コミュニケーションを信じてやまない楽天家の夢、夢の力。
毒を浴びて腐った一日、自転車でクルージング、髪を切り、なんでもいいやあ、と思って坂道を下る。風が気持ちいい。ろくでなしになった気分も悪くない。もうがんばる必要はないんだ。あのおじさんのホイト芸を思い出す。何を抱え、何も持たず、あの達観した目は何なのだろう。愚鈍と達観の見分けもつかない愚者の行列を、見る覚悟はあるか。
とかスゴンで、おいしいものを食べて、緩む。というか、食べたものをおいしいと思うように、心持ちを動かしてみる。
そう、おいしい感じは食べ物の中に練り込まれて奉仕しにやって来るのじゃなく、おいしいと感じるワタシの感覚が迎えにいくのだ。よろこびの感覚を麻痺させても何の救いもないけれど、おいしい感覚は救いになる。ドロドロした欲望をきれいごとでごまかさず、へこんだり舞い上がったりする馬鹿は、おいしくご飯を食べられると思う。そういう馬鹿に、わたしはなりたい。(ただの馬鹿じゃアカンのです)

...a day before.....*+*+*+*+*....a day after.....