***21.apr.2005
夜が明けて明日の朝になったらあなたの骨に会いに行く。簡単なことじゃない、けどあなた自身も経験したことだ。
あなたの直観が私の周波数を初めて発見したときに流れていた暗号を、ついに翻訳してみせることはなかった、世俗の言葉に置き換えなくともあなたの直観に直接融合したのだということを私も直観していたから、私は言葉で訴える必要はなかった。
ふるまいと言葉の間にすら意訳のずれが介在する。言葉の差異を経ずして、わたしのふるまいに直感するあなたのふるまいを私もまた直観した。もうあなたは抽象の域にあって人間の言葉も砂粒のような現世のピースも感知することはない。
骨と写真は補完的な、というよりはそれぞれが異なる段階で不在を確認するときに開く扉なのだ。
あなたがいつ移籍したのかその瞬間を知るのは難しいけれど、18日の夜、カーラジオからRCサクセションの「スロー・バラード」が流れ、その忌野清志郎さんの声で`ボクのリカーイシャはいってしまった`と歌っていた歌を重ねて思い出していた。
何か`知らせ`はなかったか、と振り返れば、そんなことをそれと読む事もできる。不安を煽って駆けつける、というよりは、引き延ばされたプロセスなく既に決定した結末に立ち会う、という感じだった。

...a day before.....*+*+*+*+*.....a day after...