***10.feb.2005
女子高での授業のレジュメと、来月金沢でのプロダクトデザイン研修会のレジュメ、プロフィール、ポートレイトを準備。ポートレイトは金沢展で使った超オフフォーカスの画像なんだけど、画像がぼやけてますーと無垢なクレームが。話した結果、やはり顔がわからないとー、ということになり。常々音楽家たちの、「顔」と「プロフィール」を出す文化を、くだらないと思って眺めている。次いでデザイン界もそういう文化になりつつある。あほくさい。演奏家と違って黒子であるデザイナーがなぜ「俺が俺が」と主張するのか。演奏家は「俺が、あたしが」と主張しなければならない(らしい)。だから女性は特に肌を磨き化粧を鍛え夜会のようなドレスをまとう。パフォーマンスだから。「見せ物」だから。
なんで顔を見たがるのか。高橋悠治さんはここしばらくずっとイラストだ。私のオフフォーカスは、クリエイションのコンセプトを代弁する表現だ。そういえば、金沢展のリーフレットの時は難無く受け入れられた。もちろん。全員並んだ中で私だけがオフフォーカスなので、いろいろ批判する人もいますが。ぶつぶつ。

...a day before.....*+*+*+*+*.....a day after...